痩せすぎメンズのファッション対策 スリム体型はコーデの工夫でカバーしよう!
身長や体型など、身体に関係するコンプレックスってありますよね。
とくに脂肪も筋肉も付きにくい、いわゆる“痩せ型”の体型は、本人の努力だけではなかなか解決しないものです。
でもそこは考え方ひとつですよ!
裸で出歩くわけではないので、服装を工夫すればある程度解決できてしまうんです。
この記事では痩せ型メンズ向けのコーデやアイテムを特集しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
痩せ型は「お得」な体型!?
細身な自分の体型をコンプレックスに感じている人も多いかもしれません。
でも色々な洋服を着こなすとき、実はぽっちゃり体型とくらべると、細身の体型はかなり「お得」なんです。
洋服の多くは、スリムな体型でデザインが生かされるように作られているので、おしゃれを楽しむうえで痩せ型は十分なメリットがありますよ。
デザイナーの意図どおりに着こなしができるのは、痩せ型メンズの特権みたいなものなんです。
カバーコーデのキーワードは3つ!
でも…いくらメリットがあるとはいえ、やはりコンプレックスはある程度カバーしたいですよね。
細身の体をカバーするコーデとして大事なのは、3つのキーワードです。
- メリハリ(色づかいとシルエット)
- 肌の露出を少なめにする
- サイズ感
実際のコーデを見るとよく分かるので、さっそく参考画像をみていきましょう。
メリハリある色遣いのカバーコーデ
膨張色や収縮色という言葉を聞いたことはありませんか?
その名のとおり膨らんで見える色や縮んで見える色のことなんです。
この色のをうまく組み合わせれば、シルエットにボリューム感をもたせることができますよ。
参考コーデその1
膨張色と収縮色を組み合わせた、見本のようなコーデです。
イエローやオレンジのような暖かみのある色は、実際のシルエットよりも少し膨らんで見えるんです。
そして黒や青系統の色は縮んでみえるので、トップスにボリューム感があり、ボトムスはキュッと引きしまった印象になっていますね。
参考コーデその2
こちらのコーデもブルゾンの黄色に加え、インナーに白Tシャツを使ったことで、さらにボリューム感が増しています。
アウターとインナーの着丈を変えてレイヤードスタイルにすると、ウエスト部分にもボリュームを出すこともできますよ。
参考コーデ3
色に加え「柄」で膨らみを出しているコーデの例です。
ボーダーシャツは横方向に膨らんで見えるアイテムなので、上半身をがっしりとした印象に見せることができますよ。
逆に縦のストライブ柄は細身に見えてしまうので注意してくださいね。
メリハリあるシルエットのカバーコーデ
色づかい以外にも、アイテムのデザイン(形状)でシルエットにボリュームを持たせることもできますよ。
体型にメリハリがないのが痩せ型メンズの特徴でもあるので、アイテムをうまく使ってカバーしていきましょう。
参考コーデその1
アウターにゆったりめのデニムジャケットを使ったコーデです。
全体的に収縮色を多く使ったコーデですが、ボリューム感のあるアウターとスリムなパンツを組み合わせれば、逆三角形のような体型にみせることもできるんです。
脚が細いとスタイリッシュな印象にもなるので、痩せ型メンズにはおすすめのコーデですね。
参考コーデその2
こちらは秋・冬のコーデになりますが、アウターとして使えるアイテムの重ね着でスリム体型をカバーできます。
洋服の色には人それぞれ好みがあるので、収縮色が好きな人は重ね着コーデもおすすめですよ。
参考コーデその3
夏になるとトップスに膨らみを持たせるのが難しくなってきます。
そんなときはボトムスでボリューム感を出してみましょう。
トップスがTシャツはカットソーなどの場合は、ゆったりめのパンツを合わせるのがおすすめです。
スリムなパンツは足の細さまで強調してしまうので、少し幅広のストレートやワイド系のパンツを合わせてみましょう。
肌の露出を少なめにしたカバーコーデ
肌の露出を少なくするといっても、見せる部分と隠す部分にメリハリをつけるという意味なんです。
痩せ型メンズの場合、肌の露出が多いとガリガリした印象になってしまいます。
でも夏場は全身を生地で覆ってしまうわけにもいきませんよね。
肌の露出が最小限になるアイテムをうまく使えば、真夏でも涼しく体型をカバーできますよ。
参考コーデその1
トップスにTシャツやカットソーを使う場合はクルーネックがおすすめです。
Vネックの場合は露出が多くなり、骨ばった鎖骨(さこつ)が強調されてしまうので要注意ですよ。
クルーネックでも、アイテムによっては首元が大きく開いたものがあるので、購入の際は気を付けてくださいね。
参考コーデその2
真夏にもなるとTシャツ1枚で過ごしたいところですよね。
そんなときは7分袖のTシャツをコーデに使ってみましょう。
ゆったりめのTシャツなら着心地も涼しく、肌の露出も抑えることができますよ。
見ためが爽やかなボーダー柄はとくにおすすめです。
参考コーデその3
トップスにシャツを使うとスクウェアなシルエットになるので、上半身にボリューム感を出すことができますよ。
とくにチェック柄はおすすめですが、細かい柄よりも大きめなチェック柄の方がゆったりした印象になります。
インナーに膨張色を使うときは、ボタンを留めずにフロントは開けておきましょう。
足首は隠さずに、あえて見せることでアクセントをつけることができますよ。
サイズ感を意識したカバーコーデ
細身の体型をカバーするにはサイズ感も重要です。
ボリュームのあるアイテムはおすすめですが、あまりダボダボすぎると洋服の生地がダブついてしまい、かえって細さを強調させてしまいます。
そして肌にフィットしすぎる洋服もNG。
やはり体に合ったサイズを選び、色づかいや組み合わせでボリュームを出すことがベストですね。
参考コーデその1
トレンドのオープンカラーシャツは、上半身に膨らみを出してくれる便利なアイテムです。
もともとゆったりしたデザインなので自然なボリューム感に仕上がりますよ。
オーバーサイズにしてしまうと細身を強調しますし、着丈が長すぎると子供っぽくなるので要注意です。
やはり身長に合ったサイズがおすすめですね。
参考コーデその2
全てのアイテムが「大きすぎず&長すぎず」のベストサイズであることは、細身の体型カバーには重要です。
そして、スリム体型のカバーにはIラインのシルエットもおすすめなんです。
写真のコーデは収縮色がメインの色づかいで、とくにボリュームのあるアイテムも使っていません。
(パンツがややワイドに見えるくらいですね)
でもチェック柄のシャツやパンツのロールアップ、それに帽子も合わせているので、メリハリの利いた着こなしになっていますね。
参考コーデその3
写真はゆったりめのアイテムで統一していますが、リュックを合わせているので、上半身のボリューム感がさらにアップしています。
着丈の長さもバッチリですね。
体型カバーのサポートアイテムとしては、トートバッグなどの手さげタイプよりも、体にフィットさせるリュックやボディバッグがおすすめです。
全体のボリュームアップにつながりますよ。
細身・痩せ型メンズのファッション対策まとめ
ぽっちゃりメンズにも共通しますが、体型を隠そうとしすぎると逆に強調するハメになってしまいます。
どんな体型でも、肩幅や身長に合ったサイズ選びは重要なんですね。
でも参考写真のように色づかいやアイテムのセレクト、そしてコーデの工夫で十分にカバーできちゃいます。
ぜひファッションセンスを磨いて、体型の悩みを解決してしまいましょう!